旅拝

過去の旅の記録です。

西蔵編(4)香港~深圳~広州~成都~蘭州

 香港から深圳( Shen Zhen )(しんせん)を経て広(广)州( Guang Zhou )(こうしゅう)へ。
 5年前より近代化が進み、街が明るくなった印象を受けたが、前回訪問時の印象が良くなかった(治安が悪い)為、特に観光はしておらず、事務的な用事を済ませたのみ。

成都行きの2等寝台(硬臥)(こうが)チケットを購入。
 当日・翌日発のチケットも売り切れとのことだったが、窓口の女性が気を利(き)かせて軍人優先の窓口に誘導してくれ、翌日発のチケット(軍人用に確保していた分)を購入出来た(感謝)。

中国銀行で両替

・散髪をした。
 広州駅付近の道端にて、美容学校の学生が研修の為無料でカットをしてくれるというので依頼。



 広州から成都までは電車で40時間30分(2泊3日)かかった。
 成都( Chengdu )では、バックパッカーに人気の交通飯店(トラフィックホテル)に1泊している。

 当時、飛行機でラサ(拉薩( Lhasa ))入りする場合は成都経由となる為、ここでチベット旅行者に会える可能性が高いのではないかと考えており、あわよくばカム(チベット東部)を抜けてラサに行く情報を得られるかもしれないと期待していた。

 しかし残念ながら、日本人旅行者はほとんど見かけず、チベットを目指す外国人旅行者にも出会わなかった。

 余談になるが、ここ成都から外国人立入禁止区域である東チベットを経由してラサを目指す旅人がいた。そのほとんどが公安に見つかり罰金を支払った上で退去を命じられるのだが、ごく稀(まれ)にラサまで無事辿り着く強者もいた(ラサで数名遭遇している)。

 成都の街も5年ぶりだったが、街の近代化が進んでいた。
 今回特に観光スポットに行っていないが、イトーヨーカドー(伊藤洋華堂)のレストランで宇都宮餃子を食べている。



 その後成都から蘭州( Lanzhou )までは、列車(2等寝台)で移動。所要21.5時間(1泊2日)。
 駅から近い蘭山賓館( Lanshan Hotel )に3泊している。夜行列車の移動が続き疲れていたのと、3泊目の夜にサッカーアジアカップ(中国大会)の日本代表戦を見たかったというのがその理由だ(残念ながら日本代表戦のTV中継は放送されていなかった)。

 蘭州でも特に観光スポットには行っていない(街をブラブラ散策したのみ)。
 蘭州はラーメン発祥の地と言われており、有名な蘭州牛肉麺を毎日食べていた。



 この後、サンチュ(夏河( Xiahe ))にバスで向かった(所要5時間30分)。
 いよいよチベット族の住む地域に入る。ここには、ゲルク派六大寺院の一つ、ラプラン寺があるらしい。



※地図





(旅した時期:2004年)

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