西蔵編(23)ラサ郊外(その7)ナムツォ
旅人達が絶賛していたナムツォ( Namtso )(納木錯)(チベット語で「天の湖」の意)へ1泊2日のツアーに参加して訪問している(ナムツォで1泊)。
※この地域は、外国人の立入禁止地域の為、ツアーに参加しないと行くことが出来ない。
ツアーの目的地はナムツォと、この時期ホース・レース(競馬祭)が開催されるナクチュ( Naqu )(那曲)だった。
聖なる湖ナムツォは、ラサ(拉薩)の北約190kmに位置する(ラサからバスで片道約5、6時間程だったが、現在は道路が舗装されたらしいので所要時間が短縮された可能性あり)。
塩湖として世界最高の標高にある(海抜4718m)。
最深部33m、東西の長さ70km、面積は1920km²(琵琶湖の約三倍)、青海省の青海湖(せいかいこ)(チンハイフー)に次ぐ中国で二番目に大きい湖で、チベット三大聖湖の一つとされている。
※チベット三大聖湖:ナムツォ、ヤムドク・ユムツォ(ヤムドク湖)、マパム・ユムツォ(マナサロワール湖)で、ユムツォとは、「トルコ石の湖」の意。
また、湖の後方に見えるのはニェンチェン・タンラ山(念青唐古拉山)で、ナムツォとの神聖な一対(ヤブユム)として崇(あが)められている(チベットでは、一対の山湖を父母神として崇める信仰がある)。
湖では、馬やヤクに乗って記念写真も撮影可能。
チベットに行く機会があれば、是非この聖なる青い湖を訪れて頂きたい。
※地図
(旅した時期:2004年)
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