おまけ(その9)経験について
※西蔵編(36)カトマンドゥ(後編)のおまけ記事
年齢を重ねるにつれ、新しいことにチャレンジする意欲が薄れつつある(ロボットのように同じような毎日を繰り返している)。未知の世界に飛び込むことに不安を感じているのかもしれない。
前回の記事で登場した岩崎圭一さんは、無一文で生きられるか試す為に、日本でホームレス生活を送っている。
その経験により、無一文でも生きていけるという自信を持って日本を離れ、旅を始めたそうだ。無一文状態に対する不安や恐怖を克服しているのがすごいと思う。
何か新しいことを始める前に不安や恐怖といった感情を持つことはある意味仕方の無いことだが、その負の感情は時として足枷(あしかせ)になりうる為、可能であれば手放したい。
自分に出来ることと言えば、視点を変えることだろうか。
何かを成し遂げたいという場合、目標・ゴールを設定しそこから逆算していくというのが一般的だ。
目標を達成する為の必要条件を考えた時に、今の自分に何が足らないのか。場合によっては、人の力を借りることも重要だ。
設定した目標が高くて実現が難しそうな場合、出来なかった場合のことを考えると不安になるかもしれない。
そして途中で挫折したら全てが無駄になると思うかもしれない。
だが、たとえ途中で挫折したとしても、それは立派な経験だと思う。
100点を目指して1点しか取れなかったとしても、何もしない(0点)よりはずっと良い。
一歩を踏み出すことを恐れないようにしたい。
※ここから先は、精神世界・スピリチュアル的な話になる為、興味のある方のみ読んで下さい。
いつからか、私は転生というものを信じるようになった(いつか機会があれば記事にしたい)。
以下、書籍等を通じて得た情報を自分なりにまとめてみたい(あくまで私個人の視点からまとめたものです)。
(1)人生の目的とは何か
(2)指導霊について
(3)創造について
(1)人生の目的とは何か
人生の目的、この世に生まれてきた目的は何か、一言で言うならば経験することだと思う。
人は肉体の死を迎え魂だけの状態に戻った時に、今所持しているもの(所有物)をほとんど失ってしまうが、経験だけは残る。
そしてその経験を来世に持ち込める。
たとえば、私が100歳まで生きてから小説家になることを決意したとする。その1年後に亡くなったとしても、1年間蓄積された経験(小説家になる為に努力した経験)が来世で活かされる(何かを始めるのに遅すぎるということはない)。
ある分野における天才少年・少女と呼ばれる人達がいるが、前世で蓄積された経験が既に土台として存在している。
世の為人の為に生きる経験が出来れば良いが、何が世の為人の為になるかは分からない(本人の死後になってようやく評価される実績もある)。
下記(2)にも関連してくるが、自分の直感を信じることが大切だと思う。
(2)指導霊について
目に見えない世界の話になるが、守護霊という存在の他に、指導霊というものも存在する。
指導霊は、人との出会いをセッティングしたり、閃(ひらめ)き・インスピレーション等を通じて情報をくれたり、いろいろサポートしてくれる存在だ。
たとえば、私が彫刻家になることを決意した時に、かつて過去生で彫刻家を志した人の霊が指導霊として付き、その後の人生を導いてくれる。
彫刻を彫るスキルが上がって行くと、指導霊が替わる(上級指導霊が付く(例)過去生で彫刻家を志した人の霊から、過去生で彫刻家だった人の霊に交替))。
自分の意志と意識が指導霊を呼び、環境をセッティングしていく。運の一言で片付けるのは簡単だが、運を呼んだきっかけは自分自身が作っている。
守護霊や指導霊は感謝されると喜ぶらしい。「おかげさまで」という周囲への感謝の心を常に持っていたいものだ。
(3)創造について
上記(1)(2)と比べ、今回の記事の趣旨(経験について)から少し外れるが、前述のドランヴァロ・メルキゼデク氏は、創造には二通りの方法があると言っている。
・脳で創造する
この方法で創造されたものは、二極性・二元性(正負両面)がある(自分に欲しいものだけでなく、欲しくないものも引き寄せてしまう)。
※個人的には、自分のエゴ(我良しの心)が関与する方法の為、不安な感情等も反映してしまうのかもしれないと思う。
・心臓(ハート)で創造する
ハート(の聖なる空間)から第三の目を通して知覚する(第六の感覚機能を使用)。脳で創造を行うよりも高い意識レベルで創造を行う為、創造されたものに二元性は生じない。
最後に余談になるが、experience (経験)の語源は、ラテン語の experiri (試す)で、繰り返し試して得た知識=経験ということらしい。
(追記)
この記事を投稿した後、YOUTUBEでたまたま下記の動画を発見したので紹介させて頂く。
・無意識のブロックとネガティビティを破壊、396 hzソルフェジオ、バイノーラルビート ⇒ 動画はこちら
(更に追記(2020年12月13日))
・上記項目((3)創造について)の追記
成功したい(目標を達成したい、欲しいものを手に入れたい)という時、もちろん本人の努力が重要だと思うが、他者からのサポートというものが大事だと思う(他者からのサポートしたいという気持ちが幸運をもたらす)。
極端な話になるが、自分の成功の為に動くよりも他者の成功の為に動く方が、幸運を呼び良い結果をもたらすような気がしている。自分のエゴ(我良しの心)が働きにくくなるからかもしれない。
一つ例を挙げたいと思う。
ビギナーズ・ラック(初心者がしばしば持つとされる幸運)という言葉があるが、何かを初体験する時、トライする前に経験者に相談していないだろうか?
相談された人は、初めてトライする相談者に楽しい経験をして、その世界をもっと知って欲しい、興味を持って欲しいと思うことが多いだろう。
その思いが、相談者(初心者)に幸運をもたらしていると考えられる。
あなたが、かつてビギナーズ・ラックを経験した時、誰かサポートしてくれた方がいませんでしたか?
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