旅拝

過去の旅の記録です。

西蔵編(6)夏河~蘭州~西寧~湟中

 夏河( Xiahe )(チベット名:サンチュ)から、バスで蘭州( Lanzhou )に戻った(所要7時間30分(行きより2時間多くかかっているが車中で寝ていた為気にならず。遅れた理由は不明)。
 その後3時間程蘭州に滞在し、夕方発の列車で西寧( Xining )へ(所要4時間)。



 西寧は青海省省都で大都会だった。到着が夜の22:00頃だった為、駅前の郵政公寓賓館(西寧駅周辺が再開発されたのか不明だが、Google Mapで見つからなかった(現在は閉館?))に1泊だけして、翌日湟中( Huangzhong )(こうちゅう)(チベット名:ツォンカ)に向かった。

 湟中にはゲルク派(黄帽派)六大寺院の一つクンブム(・チャンパーリン)寺(タール寺)(塔尔(爾)寺)( Kumbum Monastery )( Ta'Er Monastery )がある。

ゲルク派とは、チベット仏教の主要な四大宗派の一つ(他は、ニンマ派カギュ派サキャ派)。15世紀にツォンカパ(ジェ・リンポチェ)(1357~1419)によって開かれた学派で、戒律を重視している。戒律を守っていることを示す黄色い帽子を被っていた為、黄帽派と云われた。17世紀にチベット最大勢力となり、ダライ・ラマパンチェン・ラマもこの学派に属する。

※ちなみに、ダライ・ラマ14世は、青海省湟中県にあるタクツェル村で生まれたそうだ。

 クンブムとはチベット語「十万の仏」の意で、ゲルク派創始者ツォンカパの生誕地に生える菩提樹の葉の一葉一葉に仏が宿っているという意味らしい。
 ちなみにツォンカパとは、チベット語「ツォンカの人」という意。

 この寺の起源は、ツォンカパの母が一基のチョルテン(仏塔、卒塔婆ストゥーパ)を建てたのが始まりとされており、本殿大金瓦院(だいこんがいん)の大銀塔にはツォンカパの遺品が納められている。



 湟中は西寧から近く(約25km)、タクシーだと30分で着く。その為中国人観光客が多く、非常にツーリスティックな場所だった。
 湟中の宿のスタッフに現在クンブム寺はお祭り期間中だと聞いてテンションが上がったのだが、クンブム寺で確認すると主要なイベントであるタンカ(チベット仏画)公開は昨日だったと聞いてガッカリした。

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(クンブム寺の如来八塔)
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(如来八塔(中央部分))

※地図





(旅した時期:2004年)

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